2004年08月04日
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たった二人にしかならない影分身が繰り出す、感動の一撃!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第94話 「くらえ!怒りの螺旋丸」

あらすじ §

 大蛇丸、カブトを相手に、ジライヤ、シズネの戦いは始まります。

 しかし、ジライヤに盛られた薬の効果はしばらく続き、全力で戦えません。

 大蛇丸は大蛇を口寄せしているのに、ジライヤは口寄せをしてもガマ親分の息子の小さなカエルしか出てきません。ナルトも口寄せしますが、更に弟の幼いカエルしか出せません。

 シズネは倒され、ジライヤもピンチに。

 大蛇丸とジライヤは忍者論を戦わせます。忍者に大切なのは諦めないど根性だ、とジライヤは言います。そして、ナルトにはそれがあると言います。

 カブトはツナデを殴ろうとしますが、ナルトがツナデの前に入って代わりに額を殴られます。

 ナルトは新しい技を試しますが失敗します。動いている相手には当たりません。しかし、この技は両手が必要なので、相手を止めることができません。

 ツナデの前で会話するカブトとナルト。ナルトの言葉が、ツナデの弟の言葉に重なり、ツナデの心を動かします。

 ナルトは、相手がどんなに強くても自分の言葉は曲げないと言い、意味がないと言われた影分身を行い二人になります。

 そして、カブトの攻撃片手で受け止め、腕をがっちりと握ってカブトが逃げられないようにします。そして、影分身の手にガイドさせてチャクラを回転させカブトに叩き込みます。

感想 §

 ある意味、今回の見どころは戦いよりも会話にありますね。

 大蛇丸とジライヤの忍者論。両者の価値観の相違。

 そして、カブトとナルトの会話。ナルトは死ぬしかないと言葉で追いつめていくカブトと、それにも関わらず、自分の言葉は曲げないナルト。

 最も面白いのは影分身の使い方です。CMでナルトカードゲームが欲しいと走る無数のナルトを初めとして、影分身といえば無数の分身を作る技として演出されていましたが、今回はたった2人にしか増えません。前回は4人でしたが、今回は更にその半分です。それにも関わらず、人数が少ない方がずっと充実した演出と驚きの感動を与えてくれる感じがします。多ければ良いというわけではないのですね。

今回の一言 §

 シズネもよく戦いましたが、この追いつめられた状況ではカブトに勝てなかったようで。しかし、シズネもけっこう武器を隠し持っていたわけですね。